
では、近視だとパソコン作業などを行うときも眼が疲れにくいのかというと、そこにも落とし穴があります。それは、度が強すぎるメガネやコンタクトレンズを装用している状態、過矯正です。
メガネを決めるとき、片眼で視力が1.5になるレンズを選ぶのが良いと思っていませんか?でも、視力検査で測るような、遠くの小さな文字を読むことが日常生活でどれだけあるでしょう?車の運転に必要な視力でも、両眼で見て0.7(かつ片眼で0.3以上)あればよいとされています。
過矯正のメガネは遠視と同じ、遠くが良く見える状態を作り出しているわけですから、近くを見るときには遠視の目と同様、毛様体筋を強く緊張させてしまっているのです。(図5)
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加齢とともにピント調節機能は低下しますので、歳をとるにつれてピント調節機能に見合ったレンズに交換する必要があります。また、水晶体の中心が硬くなることで、眼の屈折度合いも変化します。昔にもらった処方箋で何年もコンタクトレンズだけを買っている人は注意が必要です。
また、眼が疲れた状態で検査を行うと、検査結果から正しい評価が出来ませんので、正しいメガネ・コンタクトレンズ処方が出来ていないこともあります。メガネを処方してもらうときは、検査の前の日にはよく睡眠をとり、眼が疲れていると感じる場合は、先に目薬などで疲れを取ってやってから検査を受けましょう。
近年はパソコン作業の時間が多くなり、近くを見る時間が増加しています。また、仕事のみならず、現代人の日常生活においてもはや必需品となっている携帯電話のメールを打つときも、長時間小さな画面を見ています。あなたが思っている以上にVDT画面を見ている時間は多くなっているのではないでしょうか?
とにかく遠くが良く見える(=視力が高く出る)メガネを選ぶのではなく、職場環境やライフスタイルに応じて快適に過ごせる、疲れにくいメガネを処方してもらいましょう。








